SQA Insider

ソフトウェア品質保証、ソフトウェアテストについてのメモ書き。

未来の日付までバグカーブをのばしたくないとき

Excelで適当にバグカーブを作ってしまうと、テスト工程の途中なのにバグカーブが最終日まで伸び切ってしまいます。
未来の日付においては、日ごとのバグ検出数がまだ0ですから、それを累計して未来のグラフを描いてしまうとそうなるのは当たり前ですね。
視覚的な印象が与える影響というのも無視できないと思うので、未来のグラフはそれが予測線でない限り描かないようにするといいと思います。

描かないようにする方法はとても簡単です。
グラフの元となっている検出バグの累積数を計算するセルに、以下のような条件文を追加してあげます。

=IF((TODAY()>=【日付を示すセル】),SUM(【累積したいセルの範囲】),NA())

こうすると明日以降はすべてN/Aが返されるようになるので、グラフが途中までしか描かれません。