SQA Insider

ソフトウェア品質保証、ソフトウェアテストについてのメモ書き。

CLOSEしたチケットをREOPENしてはいけない

CLOSEしたチケットの扱いを「リリース済み」としている場合には、そのチケットをREOPENすることは過去の事実を改変することになるのでできません。

仮にリリースした後に、先祖返りをした場合や、極めて類似する現象が発生した場合であっても、それらは新規のチケットとして起票します。全てのチケットはリリースに紐づいていると考えるとわかりやすいと思います。
派生開発の場合などでそのコードに潜在的に問題が含まれる場合も同様で、別途チケットを発行します。

ITSの設定で可能であれば、CLOSEしたチケットのステータス変更をできないようにしておくといいと思います。

もし同じ内容のチケットが多すぎると感じるようであれば、問題は別のところにあります。多すぎると感じないのであればいくら同じ内容のチケットがあっても構いません。このあたりは文化の違いです。